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ハノン、そしてツェルニーについての私の考え

こんにちは、日野市の加藤ピアノ教室です。

ハノン、凄いですね。最近、色々な雑誌で特集として取り上げられています。ハノンというと、単調で面白くないエクササイズというイメージですが、ピアノ学習者ならば殆ど全員使用していますよね。

何百年経っても指のエクササイズ=ハノン、これだけの要素が含まれているのですから、本当に凄いです。そんなハノンも、ちょっと遊んでみると楽しいですよ。

例えば、コード(和音)を付けてペダルも付けておしゃれにしてみたり、パターンを変化させて変奏してみたり…などなど。退屈に思えるハノンも、工夫次第で遊び道具になっちゃいます。お試し下さい。

そして、ツェルニー。

ベートーベン→ツェルニー→リスト、と師弟関係の流れからツェルニーは必須、特に、30番、40番、とされてきました。今でもこの流れはあるかもしれませんね。私も30、40、50番全曲、そして60番も少しかじりました。

しかし、ハノンなどで基礎的なことをしっかりと鍛えていれば、ツェルニーは抜粋でも、あるいはそれぞれの曲の中での集中テクニック練習でも十分にテクニックはつくと思います。現に、今活躍している有名なピアニストの方達の中には、ツェルニーをやっていないという方もいらっしゃいます。

今のお子さんは、とにかく忙しい。他の習い事や塾、中学生以上になれば部活も加わります。ですので、ツェルニーは臨機応変、個人の様子に合わせて使用しています。音我苦にならないように。(笑)