こんにちわ。今日は指使いについて少しお話をします。
指使いは守るようにと、私も常日頃から口を酸っぱくして言っていますが、なかなか守らなくなってくる人が出てくるので困ります。(笑)一応、楽譜に書いてある指使いは、それなりに弾きやすさも考慮されているのと、基本的な指使いに沿っている場合が多いので守りましょう。しかし、しかしです。では、必ず全部守らなければいけないのか、というとそうではありません。人それぞれ手の大きさも、広がり方も違いますよね。うーん、私にはこの指使いよりもこうした方が弾きやすい、とか、この指よりもこっちの指で弾いた方がここでは良い音が出るとか、この方がベターというときは変えてOK。指を変えただげで、ぐんと弾きやすくなったり、良い音色が出せたりする事がありますから。でも、指使いを変えたら、その番号をちゃんと自分の楽譜に書き込み、変えた番号で弾くようにしましょう。とはいえ、理にかなっていないような指使いにしたり、無駄にくぐったりするような指使い、そのような場合はNG。本当にその番号に変えても良いのかな、となるので、そこは先生に見てもらいましょうね。勝手に変えて脱線しちゃうのはダメですよ。