こんにちわ。先週後半の事です。
今、中学一年生の男子。なかなか面白い生徒さんです。最近オクターブもやや余裕で届くようになりました。ソナチネもほぼ終わりに近づいています。レッスンで合格をもらい、次の課題はモーツァルトのソナタになりました。ここはね、こうだから注意して譜読みしてこようね、とちょっとだけお手本を示しました。「カッコいい! 」とモーツァルトのソナタに思わず声を上げていました。おお、良いね~~~、モーツァルトにカッコ良いという反応。とても良い感じ方です。モーツァルトはベートーヴェンと比べてとかく「軽い」とか「軽く弾く」というイメージを持っている方が多いようです。とんでもない! あんな大きなオペラを書くモーツァルトさんです。彼のピアノ曲もしっかりと重みがあります。軽く、というよりも、クリアにという事がポイントです。そして、しっかりとした部分はしっかりと、です。「カッコ良い」言ってくれた君、クリアな音でカッコ良く弾けるように頑張ってね!