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ジャズとクラシック音楽

こんにちわ。皆さんジャズはお好きですか? 私はジャズのファンではありませんが、時折聞きます。近代現代のクラシック音楽には、ジャズの影響を大きく受けている曲が結構多くあります。勿論、ピアノ曲にもあります。アメリカの作曲家は勿論、フランスやロシアの作曲家の曲などには結構多くありますよ。

そんな中でドビュッシーのとても有名なピアノ組曲「子供の領分」の最後の曲は、とてもジャズの影響を受けています。皆さんも耳にしたことがある方が多いかもしれません。今、丁度その曲を勉強中の生徒さんがいます。彼は、「ジャズは好きじゃない~~~!」と言っています。確かにジャズは彼の中でランクが低いようです。(笑)しかし、この曲を通してリズムを体で感じる、そして、ジャズの要素も遠く離れたヨーロッパの作曲家に多大な影響を与えて、後世に残る名曲が出来たという事、そしてまた、この曲を通して今まで学んでいなかった鋭い音の出し方などを学んで貰えたら、と思います。

因みに、ドビュッシーの曲の中に他にもジャズの影響を受けている曲が何曲かあります。また、彼と同世代の作曲家、ラベルのピアノ協奏曲もジャズの影響を凄く受けています。この協奏曲は私も大好きでオーケストラとの共演話も出そうになり、曲として仕上げたのですが、実現せずとても残念な思い出があります。とても楽しい曲なので機会があっら聞いてみて下さいね。