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ショパンピアノコンクールを見て改めて思う当教室の方針

今日は、教室案内と重なる点が多々あると思いますが、ご了承下さい。

今年のショパンコンクールは水準が高いだけでなく、それだけ水準が高かったのでエンターテイメント的にも楽しませて頂きました。

一般にピアノを習っている人達は、世界三大コンクール出場に縁が無くても、良い聴衆になることはできます。そう、違いが分かる聴衆ですね。プロの演奏家を目指さなくても、そして、特に一般的なコンクールに焦点を当てなくても、たとえ趣味でもそれぞれ個人個人が上を目指して、技術と演奏力を磨いていって欲しいです。そうすると、自然に「演奏を聞く」という事が分かってきます。評論家のように難しい事を言わなくても良いんです。多くを理解しなくても良いんです。多少の違いが分かってくるだけで大きな飛躍です。良い聴衆が増えると、それに答えようと、良い演奏家も育ってくるのではないでしょうか。そして、勿論、皆さん自身の演奏についても変わってきます。私が常日頃口にしていることですが、表現力は変わってきます。なので、音楽の勉強に終わりはありませんが、変化と向上はあります。ピアノを習っている人や、一般的なコンクールに入っている人が全て演奏家になるわけではありませんが、細く長くでも良いので、ピアノを生活の中に取り入れて、機会がある時に弾くことが出来るような草の根演奏家、、そして良い聴衆になるようにして下さい。良い聴衆になると、皆さんも「音楽の世界の縁の下の力持ち」になるんですよ! 「聴く力」も養いましょう!