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ピアノ演奏の表現の違いが分かってきた!

先日のレッスンでの話です。ドビュッシーの曲、二曲目を勉強中の中学生の生徒さん。表現については以前のブログでも書きましたが、あくまでも作曲者の作曲した曲が変わってしまうようなことは作曲家に対して失礼だと思います。無理やり何かをしようとするのは良くないですよ。しかし、自分の表現をそこに加える、だから、プロの演奏家の演奏にもそれぞれの個性や違いが出てくるのです。それは、何も音の長さや間だけでなく、音の音色など様々です。この生徒さん、以前ショパンを発表会で弾いた時に、何人かのピアニストのCDを聞き比べた時は、テンポの違いくらいであまりそれ以外の違いに気づいている様子はありませんでした。しかし今回は、学習中のドビュッシーを三人の演奏家で聞き比べたところ、「これは違う~」「この人が良いな」と適格にドビュッシーの曲の演奏について指摘していました。おぉぉぉぉぉぉ、違いが分かってきたね。良いぞ、良いぞ~。そうそう、ロマン派とドビュッシーは違うのよ~、とうなづきながら成長を感じました。皆さんも少しずつ成長していますよ!