2_20221107_070335_0000
4_20221107_070335_0002
3_20221107_070335_0001
3_20221107_070335_0001

ピアノの楽譜は皆同じ?

こんにちわ。今日はちょっと楽譜のお話をします。ピアノの楽譜、教本でもそうでないものでも、同じ曲、同じ教本なのに、たくさん色々な種類が出ていますよね。中には同じ出版社なのに何種類も出ている場合もあります。なんで~? と思う人も多いのでは。実際、生徒さんに何故って聞かれたことがあります。ピアノの楽譜に限らないのですが、楽譜には原典版と呼ばれるものと、解釈版と呼ばれる物があります。分かりやすく言うと、作曲家のオリジナル版と参考書、と思って下さい。そして、参考書が多くの種類が出ている、と思って下さい。じゃ、参考書だと色々と変えているの? いえいえ、そんな事はありません。ピアノの楽譜の場合、ピアニスト兼著名なピアノ教育の方、作曲家の方、あるいは、それぞれのオリジナルの作曲家の研究者などなどその分野の専門家の方達が、ああかな、こうかな、こうしたら良いかな、などと校訂しているのです。なので、色々な種類があるんです。じゃ、どれを買ったら良いの?それは、先生が勧めた楽譜を購入してください。こっちの方が挿絵が可愛い、とか、こっちの方が安い、とかで選ばないように。(笑) そして、まずは、購入した楽譜に書いてある通りに指使いや強弱など守って練習しましょう。楽譜どおりでない方が良いな、という所もあります。それは、先生が指示してくれますから、自分で変えないようにして下さいね。さあ、色々な楽譜がある理由が分かりましたか? ちょっと頭の片隅に置いといてくださいね。